Newsletter_vol.30_June 2022
皆様
連日の猛暑、本当に今年は暑いですね。熱中症対策をしっかりして、元気にお過ごしください。今回は代表山本による「取材の裏側」です。本当に幅広い食・空間プロデューサーのお仕事を、少しでも身近に感じていただければ幸いです。
ーーーvol.30ーーー
この度、家庭画報「7月号」夏を楽しむアウトドアの楽しみ方の実例としてバケーションレンタルで趣味の水墨画を楽しむ様子を取材していただきました。雑誌でもご覧いただけましたでしょうか。
編集部の方と打ち合わせをしたのは3月末。6月1日発売の「7月号」ということでしたので、「七夕」をテーマにしたコーディネートに決定。そこに、趣味の水墨画を絡ませないといけません。そこで、いくつかアイデアを出し合いました。
①大判紙に竹を笹を描いて、テーブルクロスの上に敷く
②高低差をつけてピンチョスフードを置く
③テーブルの空いたスペースに扇子を置く
④笹ではなく、七夕らしい花を飾る
⑤笹の代わりにドウダンツツジを高く生けて、そこの短冊をかける
⑥初心者が筆で笹の葉を描くのはハードルが高いため、私以外の人は筆ペンを使って描く
⑦その他、シャンパーニュ、お茶のアップのシーンを水墨画と共に撮影する
撮影当日まで、バタバタしていて、作品を描くのが結局前日になり、真夜中、扇子3本と大判紙3枚にぶっつけ本番で竹と笹の絵を描きました。(時間に余裕があれば、練習したかったのですが・・・。)
<当日の持ち物>
●水墨画セット(筆、硯、墨、皿、水箱、ふきん 筆ペン etc)
●七夕飾り(ドウダンツツジと花瓶)
●短冊を描くためのテーブル(テーブルクロス、照明、花瓶、花 短冊)
●アペリティフのテーブルコーディネート用の物一式(テーブルクロス、お皿、花瓶、生花、マカロン台、照明2個、高さを出すための台、前日に描いた大判紙と扇子一式、ピンチョスフード、シャンパン、シャンパングラス、シャンパンクーラー)
●いくつかの水墨画の作品
●照明 Ambientec
●マカロン台 エルキューイ
●食器 レイノー
●シャンパングラスとシャンパンクーラー Sghr
●シャンパン Rare Champagne
●ピンチョスフード Picard
全て車に詰めたのは、出発前日の真夜中。トランクに入りきらず後部座席の半分にも荷物を詰める。心配性の性格が出て、なかなか寝付けず。運転をしなければならないので、なんとか寝ようを思えば思うほど焦って寝れずでした。とにかく、毎回たくさんの荷物です。
撮影当日
朝9:00に我が家に集合し、そこから自分で運転して佐島の撮影現場へ・・1時間半で到着。
10カットの予定でしたが、1カットにつきカメラマさんが何枚も撮ってくださり、撮影が終わったのは夕方に。
予期せぬことが沢山起きるのが、撮影現場。どれだけ臨機応変にこなしていくかが勝負です。風が強くなかなか撮影のスタートが出来ないことも。
事前の準備が大変でしたが、チーム一丸となって、誌面を創り上げていくってやはり楽しいです。編集部の皆様、カメラマンさん、出演協力してくださった田中さん、中川さん、本当にありがとうございました。