Newsletter_vol.29_May 2022

皆様

新緑が美しい季節になりました。皆様も若い草花の香りを楽しんで過ごされておりますでしょうか。今回の会報誌は、シニアインストラクターの刑部さんに、コロナ禍のおうち時間を楽しむ、フィンガーフードをご紹介いただきました。ちょっとした一工夫で素敵に見えますね。

ーーーvol.29ーーー

コロナ禍の私流リフレッシュ法とおうち時間
なかなか終わりが見えないコロナ禍。長らく続いた外出自粛期間を経て、これから夏に向かい、つい後回しにしてきた事などを少しずつでも行動していきたいと思う今日この頃です。With コロナの意識を忘れずに、終息までの日々を上向きで過ごしたいと思っています。私事ですが、コロナ禍のこの2年間で日本フィンガーフード協会の認定講師の資格を取得いたしました。フィンガーフードは食べる宝石、一口の芸術とも言われています。作り始めると楽しくて、いつしか私のストレス解消の一つにフィンガーフード作りが仲間入り。今日はパンを使ったかわいいフィンガーフードをご紹介いたします。

■フライパンに多めのオリーブオイルを熱し、型抜きした食パンを両面きつね色になるまで揚げ焼きする。

■パンフリットが出来たら、好きな具を組み合わせてカナッペを作ります。
この日は3種類のカナッペを。パンフリットの上にお好きな具をのせるだけの超簡単フィンガーフードです。

-1- スモークサーモンといくらとポテトサラダのカナッペ

材料 / パンフリット 2 枚・ポテトサラダ少量・スモークサーモン 2 枚・いくら少量・チャービルなど

-2- グリンピースとクリームチーズのカナッペ

材料 / パンフリット 2 枚・玉ねぎソテー少量・クリームチーズ少量・グリンピース10 粒ほど・タイム、ディルなど※仕上げにハーブ入りイエローソルトを

-3- しらすのスクランブルエッグのカナッペ

材料 / パンフリット 2 枚・卵 2/1 個・しらす少量・ネギなど※スクランブルエッグはふわふわに仕上げます

フィンガーフードが出来たら、アフタヌーンティータイム。おうち時間の楽しみ方の一つです。アフタヌーンティーといえば 3 段のケーキスタンドを思い描きますが蓋つきの二段重で和モダンのアフタヌーンティーも素敵ですよ。

その楽しみは蓋を開ける瞬間にあり、中身がわかっていてもわくわくしますね。
私が愛用するこちらの二段重は、有田焼アリタポーセリンラボ様の Japan TEAシリーズ 「古伊万里草加紋の二段重」。昨年ご縁をいただき、「アリタポーセリンラボ」様がプロデュースの「究極の有田焼プリン」のパッケージ等デザインのプロデュースをさせていただきました。前々から大好きなブランドでしたが、この時、色々な器を拝見させていただく機会があり、こちらの二段重と巡り合いました。

基本、テーブルコーディネーターは器好き。お気に入りがまた一つ増えました。一つのものと向き合い、厳選したお気に入りに囲まれて暮らすシンプルライフもコロナ禍での気づきでした。

そうそう、お重の活用は他にも。和モダンのテーブルコーディネートの時にフラワーベースとしても活用できます。アレンジメントは、花の茎をごく短く切ってお重に入れあとからお水を入れます。今年の母の日に娘からもらったダリアのお花もアレンジに・・・

コロナ禍のおうち時間で改めて気づいたこと、毎日を丁寧に過ごすということ。
自分にとって居心地のよいおうち時間を作ること。厳選されたお気に入りと一緒に過ごす生活は、毎日にちょっとした彩りを添えてくれるはず。

私流リフレッシュ法、やっぱりテーブルコーディネートは外せません。来月は、久しぶりに遠方にいる息子夫婦と夕食を共にします。子供たちと一緒にお料理を作りながらテーブルコーディネートも楽しみたいと思っています。


dining&style シニアインストラクター 刑部ひろみ