2012.6 YAMATE 111

横浜山手西洋館にて開催される、フラワーアレンジメントとテーブルコーディネートのイベント「花と器のハーモニー2012」。 昨年光栄な事に「初代グランプリアーティスト」の称号をいただき、今年は招待アーティストとして参加する事になりました。担当する邸宅は昨年同様に、港の見える丘公園内に位置し横浜市指定文化財である「山手111番館」。

昨年のセッションを契機に、花と空間の大西香次郎氏、光とプロデュースの湯田剛史氏とともに、おもてなしのユニット「arji」を結成致しました。これから展開する「arji project」の世界を表現します。

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【開催主旨】
山手111番館は、J.H.モーガンの設計により大正15(1926)年に、アメリカ人J.E.ラフィン氏の住宅として現在地に建てられたスパニッシュスタイルの赤瓦と白い壁が美しい西洋館。港を望むその大開口から降り注ぐ自然光とともに移ろう季節の空気。「おもてなし」の意を持つ言葉「arji(主)=アルジ」の心得により、花と器と光が創り出す特別なしつらえに、客人をもてなす季節の色彩がリフレクトする。

器はフランスリモージュ焼き名窯「RAYNOUD(レイノー)」の食器とフランスの銀器の名門ブランド「ERCUIS(エルキューイ)」。贅沢にもテーブルセッティングに使うクロスは、フランスのファブリックブランド「CASAMANCE(カサマンス)」とポルトガルの「ALDECO(アルデコ)」。世界中に名を馳せる由緒ある実力ブランドのコラボレーションにも注目です。

また、今回のゲストアーティストとして写真家のマーク・ヴァサーロ氏がジョイント。ロンドンのナショナルポートレートギャラリーや清里フォトアートミュージアム等で展示され、資生堂やミキモトなど一流ブランドの広告キャンペーンも数多く手掛ける傍ら、ここ数年「花」に魅了されている。花が持つ瑞々しさを繊細におさめたそのポートレートは瞬時にマーク氏の世界に引き込まれてしまいます。

 

開催日時:2012年6月2日(土)〜6月10日(日)
場所:横浜山手西洋館 “山手111番館”
住所:神奈川県横浜市中区山手町111
時間:9:30〜17:00
入場料:無料
後援:南陽株式会社 / Living Design ish YOKOHAMA / TRI-R Project×TOL STUDIO
協賛:ERCUIS RAYNAUD 青山店 / ルミナベッラ TOKYO / 株式会社ヴァーズ / Jardin MANUELLE 銀座三越店 / CASAMANCE / ALDECO / bp international tokyo株式会社株式会社ダイニング アンドスタイル / 株式会社エル・エス・ピー(Eisch) / オッジ株式会社(サンマリノ共和国国営ワイナリー総代理店)/ ピーロート・ジャパン株式会社 / ヴァサーロ・コーポレーション

 

【横浜山手西洋館とは】
今も開港当時の外国人居留地の面影を残す横浜山手地区。港の見える丘公園からイタリア山庭園に続く閑静なエリアに保存されている山手西洋館は、大正末期から昭和初期にかけ建てられた外国人向け住宅を復元し、横浜市が管理し(指定管理者:財団法人横浜市緑の協会)一般公開しています。
7館の西洋館は、横浜市指定文化財(山手111番館、イギリス館)、横浜市認定歴史的建造物(山手234番館、エリスマン邸、ベーリック・ホール、ブラフ18番館)、国の重要文化財(外交官の家)として認定されており、外国人住宅の特徴を残した優雅な建物の館内は、その時代の家具や調度類を復元展示し、当時の暮らしぶりを再現しています。
また、その施設の一部は、展示会・コンサートホール・会議室などとして利用することができます。